10/09/10 22:26:45 Rw8WNUZ+0
若松Pの王道外しってこんな感じかなと考えてみた
長文&食物例えで自己満足なので、嫌いな人はスルーよろしく
今から34年前、一店のカレー屋ができた
オーソドックスでどちらかと言えば子供向けだが、当時としては斬新でとても人気が出た
以後店は店長を代え何代か続いたが、やがて飽きられ閉店の危機を迎える
しかし、危機を向かえこれが最後と出したカレーは思いのほか評判がよく、カレー屋は閉店の危機を乗り越え
以後何代にも渡り続いていくことになった
そして後を継いだ代々の店主達は、スパイスや具材を変え、時に甘く、時にスパイシーに、時に挑戦的に、時にしょっぱく…
『戦隊』というブランドを作り、基本を護りながらもオリジナリティーに溢れたさまざまなカレーを作り上げてきた
そして時は流れ34代目…
店主を引き受けた男は考えた。
今までの店主達がスパイスや具材を排除しよう。そこにオリジナリティーが生まれるはず
…そして出来上がったカレーは
基本中の基本の具が僅かに入ったカレーの匂いのする極薄味のカレー汁だった。
店主は大満足だった。
そのカレーを美味しいと思うか斬新なんのか不味いのかは、人それぞれの感性である…