私立プリキュア学院2at SFX
私立プリキュア学院2 - 暇つぶし2ch480:名無しより愛をこめて
11/02/09 22:14:03 hAeVwil3P
~~宣言します。私はアイドルになります予選編~~
春が過ぎちょうどうっとおしい梅雨の季節のことである。
えりか「昨日ママから聞いたんだけど」
つぼみ「何をですか?」
えりか「昔有名な舞台女優が家によく服を買いに来てくれたの」
つぼみ「その人のお名前はなんて言うんですか?」
えりか「ええっとたしか……春日野まりあだったかな?」

その話を聞いたのは意外にもうららであった。
うらら「今のその話本当ですか?」
つぼみ「うららさん、おはようございます。」

えりか「なになに?知っている人なの??」
うらら「知っているもなにも、その人は私の母親なの。」
つぼみ・えりか「ええーーっ」
うらら「そんなに驚かなくても…。」

つぼみ「驚きますよ、そりゃあ有名な舞台女優さんのお子さんが同級生だなんて。」
ここでえりかから思わぬ一言がうららを大きく変えることになる。
えりか「でもさなんで?母親が女優ならどうしてうららはやらないの?」
その言葉を聞いてなにを話していいのかがわからなくなってしまった。
うらら「えっええあっあの興味がないんだ。」
えりか「ふ~んそうなんだあたしゃてっきり女優になりたいのかと思ってたよ。」

本当のところは「私も母の後を継いで女優の道を歩みたい」
そう言いたかったが今はそれを言う自信がなくあえてウソを言ったのだ。
私もやりたい。同じ舞台立ちたい。小さい時からの憧れていた夢
だが裏を返せば大きな不安もある。自分はやっていけるのか?

母のようなりっぱな人になれるのか?自分にはまだ早いのか
そんな不安ばかりがうららを悩ませ続けた。


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