10/04/19 00:33:50 EEJK+4aQO
520 名無しより愛をこめて sage 2008/04/17(木) 14:00:28 ID:+xqKasxL0
>>518-519 説明すると長いので、よく読んでくださいな。
東映とマーベルが提携関係を結んでいた作品というのがありまして、
これは78年の『スパイダーマン』79年『バトルフィーバーJ』
80年『デンジマン』81年『サンバルカン』なんですけれども、
これらに関しては、契約期間が過ぎた時点で東映に版権が移って
そのまま出版、ビデオソフト、レコードなど二次使用ができるように
なっておったのです。
しかし、マーベルのキャラクターとタイトルをそのまま使っていた
スパイダーマンだけ、キャラ著作を持つマーベルの手前、
むやみに使えなくなってしまったのです。だいたい90年代に入ったころ
スパイダーマン関係の写真類は一切使用不可になりました。
しかし、バトルフィーバーのデザインは日本オリジナルであり
別にマーベルに権利が発生するものではないので、
デンジマン以降の作品と変わらずに商品化や雑誌掲載も普通に行っていました。
さて、世の中がDVD時代になったころ、
全ての映像作品はそれまでの「二次使用全般」という契約から、
新たにDVD用の契約を行うことになりました。
(昔はDVDがなかったため、新しく契約をしなおす必要があったのです。
日本のドラマが海外作品よりもDVD化が遅れたのは、このため)
このとき、マーベルがキャラクターの権利を持っているスパイダーマンは
まずDVDとして発売することは不可能だということになりました。
(つづく)