織田信長に天下統一ができるの?at SENGOKU
織田信長に天下統一ができるの? - 暇つぶし2ch842:人間七七四年
11/05/14 12:51:46.05 J8ddfncN
>>831
1、 信長は自分の決断について語る事はなかった。
だから行動から読み解くしかない。


まず、信長は尾張時代から大義名分にこだわっていた。また、そのあと義昭を担ぐ。それは入京の大義名分になった為。その当時も大義のないいくさは「住民の支持」を得られなかった。
だから大義のない支配は失敗する。当時で例を挙げると三河を進攻した今川義元。死後、三河から撤退するはめになり、一代で覆ってしまった。


平氏を名乗った事については「次は自分の時代に!」という夢と願望が同居していたのではないか。


元亀の年号、信長は入京して所領を大増したあと少しして、足利義昭と不和になっている。「書状を勝手に出すな」等、信長は足利義昭に命令している。その後、傀儡に過ぎなかった義昭はお手紙工作をするようになる。


2、 謙信対策では信長は気を使い、貢ぎ物を数々送り、油断させる事に成功した(信玄も)。謙信は信長の野心に気付かず、1568年に上洛している。
謙信は信長から貢ぎ物貰っちゃってる。貢ぎ物貰っちゃってる時点で野心に気付いていないと言える。信玄はともかく謙信は義理を通すタイプだし。そして下記のふたつの事情もあり「軍事行動は採れない」と信長は踏んだ。
・越後は謀叛頻発で不安定、信玄、北条、一向一揆との戦いでいっぱいいっぱい。
・上杉はたとえ天下布武の意味(天下に武家を布く)に気付いた(知っていた、知った)としても信長と戦う大義がない。
だから結局、足利義昭の「お手紙」を貰って戦える状況を作ってからやっと第二次信長包囲網に参加している。


「天皇は神の下」ってのも正しくない。
について
フロイスの言葉を借りれば信長は「自らが単に地上の死すべき人間としてではなく、あたかも神的生命を有し、不滅の主であるかのように万人から礼拝されることを希望した」とある。
つまり絶対神になるという事。
上杉謙信は軍神を名乗っているのであって「不滅の主」と称した信長とは一線を画する。
ただ信玄も謙信もいない「強敵無し」の時代に不滅の主と名乗っている辺り、また天下統一事業が進むにつれ
「死のうは一定 忍び草忍び草には何をしよぞ一定 語り起こすよの」
と自分の人生が、愛した小唄(信長の作詞のような)通りになり、慢心もあったのだろう。


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