【宇宙】JAXA筑波宇宙センター特別公開レポート 「いぶき」準リアルタイム観測映像 宇宙ロボット「REX-J」、いよいよ宇宙へat SCIENCEPLUS
【宇宙】JAXA筑波宇宙センター特別公開レポート 「いぶき」準リアルタイム観測映像 宇宙ロボット「REX-J」、いよいよ宇宙へ - 暇つぶし2ch1:pureφ ★
11/10/27 14:35:54.99
JAXA筑波宇宙センター特別公開 - 宇宙ロボット「REX-J」、いよいよ宇宙へ

1 1年ぶりの開催となったJAXA筑波宇宙センターの一般公開

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センターにて10月15日、施設の一般公開イベントが
開催された。このイベントは毎年、春と秋の2回行われているが、今年の春は東日本大震災のために
中止、1年ぶりの開催となっていた。あいにくの天候だったが、午後は多少持ち直し、大勢の家族連
れや宇宙ファンで賑わった。

この一般公開(JAXAでは「特別公開」と呼んでいる)では、様々な展示や催し物があるのだが、本
レポートでは筆者が面白かったものをいくつかピックアップしてご紹介したい。毎回やっている定番イベ
ントなどはスルーしているので、イベント全体の内容については、Webサイトも参照して欲しい。
URLリンク(www.jaxa.jp)

「いぶき」による癒しビデオ?

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)のコーナーでは、"準リアルタイム"という観測映像を
紹介していた。ここで流していたのは、「いぶき」の観測センサで数時間前に撮影したばかりという、
"撮りたてホヤホヤ"の地球の動画映像。自分が人工衛星になったような気分で、美しい雲や海の
様子を見ることができた。

前回までだと、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)によるリアルタイム映像が人気だったのだが、
「だいち」は電源系のトラブルのため、今年5月に運用終了になってしまった。「いぶき」には「だいち」の
ようなカラー撮影ができる光学センサはないが、雲やエアロソルを観測するためのTANSO-CAIという
センサがあり、今回はこれを利用した。

TANSO-CAIでは紫外~近赤外の4バンドで撮影が可能。このうちの3バンドをそれぞれR/G/Bに
割り当て、擬似的なカラー映像としたもので、実際の肉眼での見え方とは多少違うものの、海や雲
などは綺麗に再現されていた。

「いぶき」のセンサは"撮りっぱなし"が基本で、このようなデータはすでに膨大な量が蓄積されている。
見ているとリラックスできるので、"癒しビデオ"のような用途で商品化してくれないものかと思う。
「だいち」後継機の中身はこうなっている

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)のコーナーでは、後継機「ALOS-2」のスケルトンモデルが公開され
ていた。一般には、衛星の"中身"がどうなっているのか、あまり知られていないと思うが、こういうものがあ
れば非常に分かりやすい。各機器が側面パネルに取り付けられている様子などが伺えるだろう。

東日本大震災でも活躍した「だいち」が失われ、後継機を期待する声が高まっているが、もともと
「だいち」の設計寿命は3年(目標5年)であり、今年1月ですでに5年が経過していた。本来ならば、
この時点までに後継機を打ち上げておくべきであるが、それができないのが宇宙予算が少ない日本
の悲しいところ。「ALOS-2」は2013年度の打ち上げ予定だ。

「だいち」は可視光による光学センサと、夜間でも悪天候でも地上が見えるレーダーセンサの両方を
搭載した大型衛星であったが、「ALOS-2」はレーダーのみ搭載。光学センサについては「ALOS-3」
(打ち上げ時期未定)が後継機となる計画だ。早急な観測態勢の整備を期待したいところだ。

後継機は「ALOS-2」と「ALOS-3」に機能を分けた。ともに性能は大幅に向上する予定だ
もうすぐ打ち上げの宇宙ロボット

"宇宙ロボット"というと米国の「ロボノート2」が話題となったが、日本の宇宙ロボット「REX-J」もまも
なく宇宙へ向かう。REX-Jは「有人宇宙活動支援ロボット」の技術実証機。宇宙ステーション補給機
「こうのとり」(HTV)3号機に乗せられて、国際宇宙ステーション(ISS)で実験が行われる。2012年に
打ち上げられる予定だ。

大塚実/マイコミジャーナル 2011/10/25
URLリンク(journal.mycom.co.jp)
>>2辺りに続く


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