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オリオン座流星群、今夜ピーク
Andrew Fazekas
for National Geographic News
October 21, 2011
10月9日未明に出現したりゅう座流星群(ジャコビニ流星群)の天体ショーは、観測条件に
恵まれなかった天文ファンも多いのではないだろうか。だが10月はもう1回チャンスがある。
オリオン座流星群が日本時間21日深夜から22日早朝にかけて極大を迎えるという。北日本など
観測条件が良い場所なら流星観測を楽しめそうだ。
オリオン座流星群は8月のペルセウス座流星群と比べると華やかさには欠けるが、起源は
有名なハレー彗星である。
「流星は最大規模ではないが、ハレー彗星は誰でも知っている母天体だ」とアメリカ、シカゴに
あるアドラープラネタリウムの天文学者マイケル・ソロントイ(Michael Solontoi)氏は話す。
「太陽を周回するハレー彗星は、太陽への近接通過時に熱せられて大量のちりを軌道上に
放出する。前回の近接通過は1986年だった。軌道上のちりの帯を地球が通過する際に見えるのが
オリオン座流星群だ」。
オリオン座流星群は毎年ほぼ同じ時期に出現する。このとき、ハレー彗星のちりの帯に含まれる
砂粒サイズの粒子が、時速14万5000キロ以上のスピードで地球の大気圏に突入している。粒子は
上層大気と衝突して崩壊、幾筋もの光となって夜空を飾るのだ。
◆ベテルギウスが流星群の目印
ほかの流星群と同様、オリオン座流星群も放射点にある星座から命名されている。観測
ポイントを見つけるには、ギリシャ神話の狩人、オリオン座を探すとよいだろう。その肩に
位置するベテルギウス(オレンジ色に輝く明るい星)のすぐ上から流星が放射状に流れる。
「空全体で見える。特に東の空は条件が良好なので、観測のチャンスが増えるだろう」と
ソロントイ氏は予想する。「活動のピーク時には1時間あたり10~20個程度の出現が予想されて
いるが、今年は下弦の月による光の影響で見える流星は少なくなりそうだ」。
オリオン座は天の赤道上にあり、条件が整えば地球上のどこからでも観測できるという。
日本では21日深夜から22日早朝にかけてがお勧めだ。「天気に恵まれれば、早朝の南東の空に
流星が見えるだろう。防寒対策をしっかりしてぜひ体験してほしい」。
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
▽画像 欧州宇宙機関(ESA)の探査機ジオットが1986年に撮影したハレー彗星の核
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
▽関連 (AstroArtsによる図)10月22日0時のオリオン座流星群の放射点
URLリンク(www.astroarts.jp)