11/10/08 23:28:36.88 BE:359535825-2BP(1056)
天宮一号(2011年10月7日)
見え始め 17:11 北西
一番高く 17:14 北東(仰角86度):撮影はここまで
終わり 17:17 南東
中国が打ち上げに成功した初の宇宙ステーション実験機「天宮一号」を撮影しました。
2枚の太陽電池パネルを羽根のように広げて、空を通過していく様子を確認することができました。
形につきましては、人民網日本語版の天宮一号お披露目(模型)の記事にある写真と
比べていただければと思います。
中国は独自の宇宙ステーション「天宮」計画を行っています。
このモジュールは、計画を進めるにあたって必要な実験を行うためのもので、
今後「神舟」宇宙船で宇宙飛行士も行く予定とのことです
(中国初の有人宇宙飛行を行った「神舟五号」の撮影映像はこちらをどうぞ)。
2011年9月29日に長征2号FT1ロケットで打ち上げられ、本体の長さは10m程度、重さは8トン程度です。
今回、ほぼ天文台の上空を通過してきましたが、まだ日の入り前であったため空は明るく、
目では見えませんでした。それでも望遠鏡では見えると考えられたため向けてみました。
まだモジュールは一つ目であるためそれほど明るくないことから、
仰角が高くなってから見えるようになり、40秒間ほど姿を見ることができました。
なお今回、望遠鏡を目でのぞいて見る部分も用意したのですが、
追尾中に職員一人が直接見ることができ、十字のような形が見えたとのことです。
もしかしたら天宮一号の形の分かる姿を直接見た世界唯一の人になったのかもしれません。。
動画はカメラの設置場所の関係から左右反転の像となっています。
このときの軌道データ(TLE)
Tiangong1
1 37820U 11053A 11280.09639146 .00069674 00000-0 42940-3 0 300
2 37820 042.7850 151.4293 0010257 092.8616 063.4361 15.76180446 1196
富山市科学博物館HOME > 富山市天文台トップ > 天文の部屋 > 人工衛星 > 天宮一号2011-10-7
URLリンク(www.tsm.toyama.toyama.jp)
URLリンク(www.tsm.toyama.toyama.jp)
動画(1271KB)(左右反転像です)
URLリンク(www.tsm.toyama.toyama.jp)
人民網日本語版の、天宮一号お披露目(模型)の記事へ
URLリンク(j.people.com.cn)
人民網日本語版の特集記事へ
URLリンク(j.people.com.cn)
中国初の有人宇宙飛行を行った「神舟五号」の撮影映像
URLリンク(www.tsm.toyama.toyama.jp)