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地下５１４メートルで地震「予知」 瑞浪に地殻観測装置
2011年09月19日00:30
地殻の活動を調べ、地震のメカニズムを探ろうと、
東濃地震科学研究所（瑞浪市明世町山野内）は１８日、同市日吉町の地下５１４メートルに
地殻のひずみや揺れなどを観測する最新の「地殻活動総合観測装置」を設置した。
観測データは光ケーブルで同研究所に送信され、東海地震などの予知にも活用される。
地震の前兆となる地殻の変動を調査・研究するのが目的。
これまでにも同市の屏風（びょうぶ）山をはじめ、土岐市の定林寺や肥田町などに同様の
装置を埋設しており、今回が１０カ所目。観測地点を増やすことで、データの精度を上げる。
東日本大震災以降、設置されたのは初。
この日設置された装置は直径約１０センチ、長さ８．２メートルの筒状。
内部には岩盤に加わる圧力を測る最新の応力計をはじめ、地震計、磁力計、温度計などが
搭載され、計２０項目の観測データが得られる。国内外で発生する大地震の観測も可能という。
同研究所の浅井康広主任研究員は「地下の深いところは車の走行や工事など、
人工的ノイズの影響がないため地殻活動の微小なシグナルが観測できる。
研究を進め、大地震の予知につなげたい」と話した。
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▽記事引用元 岐阜新聞Web
URLﾘﾝｸ(www.gifu-np.co.jp)
地下５１４メートルに、地殻活動の観測装置が設置された現場
＝１８日午後１時３５分、瑞浪市日吉町白倉
URLﾘﾝｸ(www.gifu-np.co.jp)
▽東濃地震科学研究所
URLﾘﾝｸ(www.tries.jp)