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流出のセシウム、北太平洋を循環 20~30年で
2011/09/14 16:25
東京電力福島第1原発事故で海に流出した放射性セシウム137は、黒潮に乗って東へ拡散した後、
北太平洋を時計回りに循環し、20~30年かけて日本沿岸に戻るとの予測を気象研究所の青山道夫
主任研究官らと電力中央研究所の研究チームがまとめた。札幌市で開催の日本地球化学会で14日
発表した。
また海に直接出たセシウム137は、5月末までに3500テラベクレル(テラは1兆)と
試算した。ほかに大気中へ放出された後に海に落ちた量が1万テラベクレル程度あるとみており、
総量は1万3500テラベクレル。過去の核実験で北太平洋に残留している量の十数%に当たる
という。
▽記事引用元 47NEWS/共同通信
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