【物理】3年後にはノーベル賞を獲得するかもしれない金髪の天才物理学者・多田将のすごすぎる実験の内容とはat SCIENCEPLUS
【物理】3年後にはノーベル賞を獲得するかもしれない金髪の天才物理学者・多田将のすごすぎる実験の内容とは - 暇つぶし2ch1:チリ人φ ★
11/09/06 21:01:10.27
茨城県東海村にある「J-PARC」という巨大な実験施設。そこでは、直径500mの円形をした「加速器」で、
陽子を2秒間に30万周させて1秒間に1000兆個のニュートリノを取り出し、そのニュートリノを300㎞離れた
岐阜県神岡町の「スーパーカミオカンデ」で検出する……。

というよくわからない実験をやっているらしいのだが、実はこれ、ノーベル賞級の発見がほぼ確実視されている
という。この世界最先端の施設で、何が行なわれているのかを紹介するのが、「J-PARC」の設計に携わった
金髪の天才物理学者「SHOさま」こと、多田将氏の著書『すごい実験―高校生にもわかる素粒子物理の
最前線』だ。

―どんな実験をされているのか、すごく簡単に教えてください。
人間の体も含め、すべての物体は原子で構成されています。その原子よりもさらに小さいのが陽子で、陽子を
構成するのが素粒子。ニュートリノは素粒子のひとつ。ニュートリノは飛行中に性質が変わるので、ニュートリノを
飛ばしてその変化をとらえるのがこの実験です。

―「J-PARC」は「加速器」の施設なんですよね? なぜ陽子を加速させるんですか?
この施設は素粒子を取り出すためのものなのですが、素粒子はすさまじく小さくて取り出すのに道具は使え
ない。そこで、陽子を硬い壁に思いっきりぶつけて壊し、砕けたなかから素粒子を拾うんです。できるだけ細かく
陽子を砕きたいから、勢いをつけるために加速器を使います。加速器のしくみは、電磁石のようなものを
イメージしてください。

―なるほど。詳細は本を読んでみます。それで、実験は成功しそうなんでしょうか?
この実験はニュートリノ振動実験というのですが、始まったのが2010年1月。そして、今年の3月までに、
「ミューニュートリノ」から変化した6個の「電子ニュートリノ」の検出に成功しました。このデータ数だと、99.3%の
確率で確からしい、と言えます。今後もっとデータが集まって、99.9999%まで高められたら、「新発見」となります。
現在、震災の影響で施設は12 月まで点検中ですが、スケジュールどおりに復旧すれば2014年頃にデータが
そろうはず。ノーベル賞クラスの発見となるでしょう。

―それはすごい! この新発見は将来どう利用されるんですか?
申し訳ないのですが、まったく思いつきません。僕は、研究とは東急ハンズの棚に商品を並べていくことだと
思っています。
というのも、僕はよくハンズの棚を目的なしに端から眺めたりするんですが、商品を見ているうちに「これだ!」と
思いついたり、商品を見ながらぼんやり考えていたことが、後で何かと結びついたりすることがあります。
ハンズ自身も、「ヒント・マーケット」って言ってますよね。眺めるだけで発見につながることがあるんです。
僕らの日常に欠かせない携帯電話の技術も、もともと携帯を作ろうと思って研究されてきたものはほとんど
ありません。直接電話とは関係ない多くの技術が"棚に並ぶ"ことで、後の技術者の目につき、出来上がった
わけです。
おそらく、僕が生きている間にニュートリノの利用方法は見つからないでしょう。しかし、100年後の人が見つけて
くれるかもしれない。基礎科学の研究とはそういうものなんだと思います。

●多田将(ただ・しょう)
1970年生まれ、大阪府出身。京都大学理学研究科博士課程修了。現在、高エネルギー加速器研究機構・
素粒子原子核研究所助教。

ソース
URLリンク(wpb.shueisha.co.jp)


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