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京都大の北川進教授(錯体化学)や金沢大の水野元博教授(固体物性)らの研究グループが、
二酸化炭素(CO2)に反応して光る素材の開発に成功した。従来よりコンパクトで応答の早い
ガスセンサーの開発が期待できるという。環境や産業分野など幅広く応用できる成果として、
四日付の英科学誌の電子版に発表した。
北川教授らは、金属と有機分子で作られる格子状の構造をし、ナノ(十億分の一)サイズの
多くの穴を持つ「多孔性材料」を研究している。
今回は、亜鉛を含んだ柔らかめの多孔性材料に、特殊な蛍光物質を組み込んだ素材を開発。
数マイクロメートル(マイクロは百万分の一)大の白い粉で、ナノサイズの穴にCO2を吸着
させることができ、吸着したときにだけ構造が変わって青色の強い光を発する。光の具合で
CO2濃度がわかるほか、発光反応が数秒と早く、再利用や極低温での使用も可能だった。
また、CO2と分子の大きさなどがよく似た爆発性のアセチレンガスも吸着することができ、
CO2とは違った緑がかった青色を発するという。植村卓史・京大准教授は「さらに高感度な
センサーや異なるガスの検出も実現したい」と語った。
二酸化炭素に反応し、青色に強く光る蛍光性物質=植村卓史京都大准教授提供
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
▽記事引用元 : 中日新聞 2011年9月5日
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Gas detection by structural variations of fluorescent guest molecules in a flexible porous coordination polymer
URLリンク(www.nature.com)