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千葉・埼玉産製茶から基準超セシウム 抜き打ち検査で
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厚生労働省は2日、市販されている千葉県産と埼玉県産の製茶計4品から基準
(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。
厚労省は流通している食品を買い上げて調べる「抜き打ち検査」を先月から始めており、
今回初めて基準値超えが見つかった。埼玉県産の茶で基準を超えたのが確認されたのも初めて。
千葉県産は千葉市内の業者が製造した1品で2720ベクレルが検出された。
調査を依頼している国立医薬品食品衛生研究所が5月末に購入した。
埼玉県産は同県内の2業者と東京都内の1業者が製造した3品で1530~800ベクレル
だった。いずれも8月上旬に買った。
厚労省は「製茶に湯を入れて飲む段階では、放射性物質の濃度が30分の1以下に薄まる。
2720ベクレルでも飲料水の基準(200ベクレル)を下回る」としている。
( asahi.comニュース 2011年9月3日10時37分 )