【板垣】板垣さんと坪井さんが相次いで発見 超新星2011ekと2011emat SCIENCEPLUS
【板垣】板垣さんと坪井さんが相次いで発見 超新星2011ekと2011em - 暇つぶし2ch1:TOY_BOx@みそしるφ ★
11/08/11 02:20:03.15
8月4日、山形市の板垣公一さんと広島市の坪井正紀さんが相次いで
超新星を発見した。坪井さんは先月の超新星2011ehにつづく今年2個目、
板垣さんは今年3個目の発見になる。

VSOLJニュースより(276)
8月3日付けのVSOLJニュース(276)(天文ニュース 2011/8/5「坪井さんが
おおぐま座の銀河に超新星2011ehを発見」)で暗めのIa型超新星2011ehに
ついて紹介しましたが、それからの1週間で、Ia型超新星がさらに2個、日本の
天文愛好家によって発見されました。2つの超新星は、距離は違うのに同じような
明るさで見えています。近いほうが、超新星2011ehと同様、Ia型超新星のなかでも
暗めのものだったからです。

1個目は、おひつじ座の方向20Mpc(メガパーセク)ほどの距離にある近傍の
銀河NGC 918の近くに出現した超新星2011ekです。この天体は、山形市の
板垣公一さんが8月4.77日(世界時、以下同様)に撮影した画像に16.4等で
発見しました。天体の位置は、

赤経 02時25分48.89秒
赤緯 +18度32分00.0 秒 (2000年分点)
超新星2011ekの周辺星図(URLリンク(www.astroarts.co.jp)

で、渦巻銀河であるNGC 918の中心から西に27秒角西、北に133秒角にあたります。
画像に写る腕よりもかなり外側です。同じ板垣さんの観測で、5.62日には16.0等、
6.642日には15.8等と順調に明るくなっており、また分光観測によって極大前のIa型
超新星と判明しています。スペクトルの特徴も、現在の明るさからも、この超新星は
典型的なIa型超新星よりもかなり暗いものであると思われ、今後の追跡観測が楽しみです。

もうひとつの超新星2011emは、前記の超新星2011ekに比べると数倍遠くにあるにも
かかわらず同じくらいの明るさで見えています。発見したのは広島市の坪井正紀さんで、
超新星2011ehに引き続く発見になります。

坪井さんは、8月4.533日に撮影した画像で、16.8等で輝く新天体に気付きました。天体の位置は、

赤経 13時27分13.19秒
赤緯 +55度29分17.4 秒 (2000年分点)
超新星2011emの周辺星図(URLリンク(www.astroarts.co.jp)

で、おおぐま座にある棒渦巻銀河NGC 5164の中心から東に11秒角、北に3秒角にあたります。
坪井さんの観測では、8.493日までの4日間で0.2等ほどの変動が報告されていますが、
ほぼ極大に近いものと思われ、分光観測でも極大期のIa型超新星と判明しています。
偶然とは言え、見かけの明るさは同じなのに、距離も正体も違うものが相次いで発見されたことになります。

今回の発見では分光観測も発見後すぐに行われました。特に、暗めの超新星2011ekは、
その特異性と近距離であることから、くわしく調べられ新しい知見が大いに得られるものと期待されます。

板垣さんによる超新星2011ekの発見画像
 URLリンク(www.astroarts.jp)
坪井さんによる超新星2011emの発見画像
 URLリンク(www.astroarts.jp)
▽記事引用元 :  AstroArts 2011/08/10
 URLリンク(www.astroarts.co.jp)


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