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【特集】2011年 ペルセウス座流星群
~月明かりに負けない大流星に期待~
ペルセウス座流星群の夏がやってきました。
最も多く見られそうなのは、8月12日の夜から13日の明け方ですが、13日の夜も要注意です。
今年は満月近くの明るい月が輝いていますが、明るい流星が多い三大流星群のひとつなので見逃せません。
ペルセウス座流星群の見え方・見方
◇流星群のピークは8月13日
流星群は、空のある1点(放射点)から放射状に流れるように見えます。
ペルセウス座流星群の放射点は、夜の帳が下りる20時ごろには北北東の地平線から昇ってきますが、
22時ごろから放射点も北東の空にそこそこ高くなり、以後十分な高度になっていきます。
流星群は放射点の高度が高いほどたくさん見えるようになります。
そして、空が明るくなりはじめる4時ごろまで観望することができます。
2011年のペルセウス座流星群が最も多く流れるとされる極大時刻は、日本時間8月13日15時ごろと予報されています。
残念ながら昼間の時間帯なので、観望するなら12日の夜半から13日の明け方にかけて、
あるいは13日の夜半から14日の明け方がチャンスです。
◇明るい月が条件的に不利
今年のこの時期は、満月に近い明るい月が一晩中夜空を照らしているので、
流星観察の条件としてはあまりよくありません。
暗い流星は、空の明るさに埋もれて見えなくなってしまうからです。
いつものペルセウス座流星群のピーク時には1時間あたり50個くらいの流星が見られますが、
今年はそれより少なくなるかもしれません。
満月近くの月はたいへん明るいので、町明かりを避けて山間地へ行くメリットはあまりないでしょう。
ただし、山間地では空気が澄んで空の透明度が高いという点では期待できるかもしれません。
ペルセウス座流星群は明るい流星が多いので月明かりも吹き飛ばすような流星に期待しましょう。.
◇空のどの方向を見ればいいの?
ペルセウス座流星群の場合、放射点のあるペルセウス座は北東方向に現れます。
といっても、放射点を中心にあらゆる方向に向かって飛んでいるので、
北東ばかりを見つめていなくても、実際には全天に流れます。
南の空に飛んだ後には北の空に現れるといった具合です。
空が広く見渡せる見晴らしのいい場所で観察するのがベストです。
月のある方向はまぶしく流星が見づらくなりますから、月を視界に入れないようにしたり、
月に背を向けて見るようにするとよいでしょう。
ペルセウス座がある方向を知るには、ニンテンドーDSで星空を再現できる「星空ナビ」が便利です。
「ペルセウス座流星群」を検索すると、実際の星空のどの方向に放射点があるかを矢印で
表示し、流星の流れる様子もアニメ表示されます。周りの星座や星の名前もわかります。
(引用ここまで 全文は引用元をご覧ください)
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▽記事引用元 AstroArts
URLリンク(www.astroarts.co.jp)
2011年8月13日 午前3時ごろ、北東の空でペルセウス座流星群が流れるようす
(流れる方向を示すため出現度を極度に高くして表示しています)。
URLリンク(www.astroarts.jp)