【物理】世界で初めて強相関電子を2次元空間に閉じ込めることに成功 東大・高エネ研at SCIENCEPLUS
【物理】世界で初めて強相関電子を2次元空間に閉じ込めることに成功 東大・高エネ研 - 暇つぶし2ch1:一般人φ ★
11/07/17 00:22:53.52
東京大学 大学院工学系研究科の組頭 広志(クミガシラ ヒロシ) 准教授[現:高エネルギー加速器研究機構
(KEK) 物質構造科学研究所 教授]らの研究グループは、電子同士が互いに強く影響し合う状態にある
「強相関電子」を2次元空間(層)に人工的に閉じ込める「量子井戸構造」を作り出すことに世界で初めて
成功しました。この構造は、レーザーを使った結晶成長の技術を駆使し、伝導性を持つ酸化物を
原子層レベルで精密に制御することで実現されました。KEK 放射光科学研究施設フォトンファクトリー
(PF)の放射光による高精度な分光法で電子の振る舞いを詳細に調べることにより、強相関電子が2次元空間
に閉じ込められていることを確認しました。

高温超伝導体を作製するには強相関電子は欠かせない存在です。今回の成果によって、強相関電子の振る舞い
を人工的にコントロールすることが可能となり、これまでの超伝導転移温度を遥かにしのぐ高温超伝導体の
作製はもちろん、人類の夢であった室温超伝導体の実現にもつながると期待されます。またシリコン系半導体
に取って代わる新しいタイプの電子素子の開発にも見通しが立ちました。

この成果は、東京大学 大学院工学研究科の吉松 公平 日本学術振興会特別研究員、尾嶋 正治 教授、
堀場 弘司 助教、吉田 鉄平 助教、同校 大学院理学系研究科の藤森 淳 教授らとの共同研究によるもので、
文部科学省 科学研究費補助金(A19684010、S22224005)、科学技術振興機構(JST)
戦略的創造研究推進事業 個人型研究(さきがけ)およびチーム型研究(CREST)の一環として、KEK
物質構造科学研究所 特別課題(08S2-003、09S2-005)のもとで実施しました。

研究成果は、米国科学雑誌「Science」の2011年7月15日号(米国東部時間)に掲載される予定です。

(引用ここまで 全文は引用元をご覧ください)

▽記事引用元 科学技術振興機構プレスリリース(平成23年7月15日)

▽Science
「Metallic Quantum Well States in Artificial Structures of Strongly Correlated Oxide」
URLリンク(www.sciencemag.org)


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