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放射能汚染水から放射性物質を短時間で取り除く技術を、京都大が実証した。
鉱山などで古くから使われている方法の応用で、加熱の必要がなく、使う薬品も
少ないため経費は安い。福島第一原発で使われている浄化装置に比べ、
除去後に生じる放射性廃棄物の量が少ないという。
京都大が14日に東京で開くシンポジウムで発表する。
京都大の古屋仲秀樹准教授(分離工学)らが実証したのは、必要な鉱物を分離する
「浮遊選鉱法」の一種。鉄やニッケルなどの化合物を汚染水に入れて、水に溶けたり、
微粒子になって漂ったりしているセシウムなどの放射性物質を包んで沈める。
水と分離しやすくする薬剤を加え、下から泡を入れると、沈んでいた
放射性物質が泡とくっついて浮かぶ。上澄みの泡と一緒に集めれば取り除ける。
古屋仲さんが京都大原子炉実験所の研究用原子炉から出た低レベルの
放射性廃液などで試したところ、セシウム、ストロンチウム、ジルコニウムなど
5種類の放射性物質を99%以上除去できた。一連の処理は十数分間で済むという。
放射能汚染水の安くてはやい浄化法
URLリンク(www.asahi.com)
▽記事引用元 : 朝日新聞 2011年7月10日15時2分
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