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【宇宙】太陽が極小期に突入する可能性 1645~1715年のマウンダー極小期以来の活動低下か - 暇つぶし2ch1:星降るφ ★
11/06/15 21:33:25.05
太陽が極小期に突入する3つの証拠
Victoria Jaggard
for National Geographic News
June 15, 2011

 太陽の内部、表面、上層大気を調べた3つの研究が、次の太陽周期は大幅に遅れるという予測を
出した。さらに、まったく訪れない可能性もあるという。通常であれば、次の周期は2020年前後
に始まる。

 各研究のデータを総合すると、太陽活動が異常なほど低下する「極小期」に間もなく突入する
可能性がある。1645~1715年のマウンダー極小期以来の活動低下になるかもしれない。

◆黒点が力を失う

 太陽の表面に見える暗い低温の点「黒点」は、磁場の活動が激しい領域を示している。地球が
すっぽり入るほど大きな黒点も存在する。

 何世紀も前から、太陽磁場の強弱の判断に利用されてきた。1800年代には、黒点が約11年で
増減を繰り返す周期的変化が確認された。現在は24期にあたり、2013年ごろに太陽活動が最大
になる見込みだ。

 アメリカ国立太陽天文台(NSO)のマット・ペン氏らは最近、アリゾナ州キットピークにある
マクマス・ピアス望遠鏡で、13年以上続けられた黒点の観測データを分析した。その結果、右肩
下がりで減少を続けている傾向が明らかになり、さらに続けば25期に入っても磁場活動は黒点を
生み出すほど強くならないだろうとペン氏らは考えている。

「黒点はどんどん明るくなっている」とペン氏は述べる。「データから判断して、24期の太陽
活動は23期の半分の強さになるだろう。次の周期では、黒点が姿を消すかもしれない」。

◆太陽の“ジェット気流”、コロナの磁気現象も不活発

 同じくNSOのフランク・ヒル氏らは、日震学の手法で太陽周期を観測している。この手法では、
太陽内部の音波が引き起こす表面の振動から内部構造を推測する。

 ヒル氏らは特に、太陽の表面下に隠れた“ジェット気流”、いわゆるねじり振動を追跡している。
この流れる物質の帯は両極付近で発生し、赤道に向かって移動する。磁場を生み出す役割の一端
を担うと考えられている。

 黒点は表面下の帯の進路に沿って発生する傾向があり、帯が赤道に近づくと太陽活動が激しく
なることが多い。そのため、太陽周期の有効な指標となり得る。「24期のねじり振動は1997年
に発生した」とヒル氏は話す。「よって、2008~2009年には25期の流れが発生しているはずだ
が、いまだ確認されていない」。

 ヒル氏によると、データを見る限り、25期の始まりは2年ほど遅れた2022年になる可能性が
あるという。さらに、25期が始まらない可能性さえある。

 NSOで太陽の薄い上層大気「コロナ」の研究を率いるアメリカ空軍のリチャード・アルトロック
氏も、コロナの磁気現象が明らかに変化していることを確認した。

>>2以降に続く)

▽記事引用元  ナショナルジオグラフィック ニュース
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

▽画像  非常に穏やかな太陽の表面(2009年撮影)。衛星写真からは、活発な領域がほとんど見られない
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
Image courtesy STEREO/NASA


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