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人工の光だけで野菜を栽培する植物工場研究センターが大阪府立大(堺市中区)に完成し、
本格的な生産を始めた。総面積約2千平方メートル。人工光だけで栽培する研究施設としては国内最大規模という。
植物工場は4月に稼働。LEDや蛍光灯で照らして野菜を栽培している。レタスの棚は15段。成長に応じて
1段ずつ下ろし、下まで来たら収穫する。苗の時期を含め約40日で成長し、露地物の半分に短縮できる。
栽培する棚を積み上げることで面積あたりの収量を上げ、品質や大きさがそろった野菜を作りやすい一方、
コストが露地物より3割ほど高いのが課題だ。今年度中に露地物と同じコストで栽培できる手法を確立する方針。
LEDや蛍光灯の改良で、2015年ごろには大規模な工場で商業ベースに乗ると見ている。
▽画像 人工の光だけで栽培されているレタス。通常の半分の約40日で出荷できる
=大阪府堺市中区学園町の大阪府立大
URLリンク(www.asahi.com)
▽記事引用元 朝日新聞(2011年6月11日14時9分)
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