【水産】宮崎にブラックタイガー繁殖地を確認 東南アジアでの養殖用にウイルスフリーの稚エビを生産実験at SCIENCEPLUS
【水産】宮崎にブラックタイガー繁殖地を確認 東南アジアでの養殖用にウイルスフリーの稚エビを生産実験 - 暇つぶし2ch1:一般人φ ★
11/05/31 00:01:33.97
 東南アジアを中心に生息し、食材として人気の高いクルマエビ科の大型エビ「ブラックタイガー」が
宮崎県中部沿岸の河口域で繁殖していることを、宮崎大農学部の伊丹利明教授(魚病学)が初めて確認した。
同河口域は世界でも希少な、エビ類病原ウイルスの汚染を免れた(ウイルスフリー)区域であることも判明。
この条件を生かして養殖に適した稚エビを生産し、輸出産業に育てる試みも始まった。

 伊丹教授によると、同県沿岸は1990年代後半からブラックタイガーの成エビが目立ち始め、3年ほど
前から稚エビも交じるようになった。この現象を受けて、県委託の研究調査(2008-10年度)を実施。
一ツ瀬川河口(新富町)に繁殖地があると突き止めた。
「温暖化の影響で生息域が北上している可能性がある」とみている。

 ブラックタイガーは、日本でも大量消費されているものの国内産はほとんどなく、養殖地のインドネシアや
タイから輸入される。ただ近年、ウイルス病や災害によって生産量は減少傾向。2000年には世界のエビ
総生産量のうち約54%を占めたが、ここ数年は20%台に落ち込んでいる。ウイルスフリーの稚エビは、
ウイルス病に悩む養殖地の需要が期待できる。


ブラックタイガーを実験飼育した完全閉鎖循環式システム(宮崎大提供) 伊丹教授は、同大学が開発し、
クルマエビ養殖で既に実績のある「完全閉鎖循環式水槽」を用いて、宮崎産ブラックタイガーの飼育実験に着手。
施設内で海水を循環させる同水槽で、ウイルス感染を防ぐ飼育に成功した。
年度内にも稚エビ生産を実現したい考えだ。

 「安定的にウイルスフリーの稚エビを生産できれば、世界に誇れる宮崎県の新産業になる」と伊丹教授。
家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に苦しんだ同県児湯(こゆ)地域の農家が、畜産業の「裏作」として
稚エビを生産することも可能だと提言している。

▽画像 ブラックタイガー
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
ブラックタイガーを実験飼育した完全閉鎖循環式システム(宮崎大提供)
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)

▽記事引用元 西日本新聞(2011/05/30)
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)



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