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岡山大病院(岡山市)は24日、先天性の心臓疾患がある1歳の女児に心筋になる能力がある「幹細胞」を
本人の心臓から採取し、再び心臓に戻して心筋を再生させる移植治療を実施し成功したと発表した。
心臓幹細胞を使った小児への治療は世界で初めてという。
同病院によると、女児は左右の心室のうち、一つが正常な発育を示さなくなる機能的単心室症。
通常は複数回の手術で全身に血液が回るように修復していくが、心機能が改善しないケースもある。
3月30日にこの修復手術を受けた際に女児の心臓組織から幹細胞を採取。体外で培養して増やし、
4月26日にカテーテルで心臓の冠動脈内に戻した。自分の細胞のため拒絶反応もなく、移植後1週間で
退院。5月24日の検査では心筋重量が約4グラム増え、心臓の収縮機能が10%程度回復した。
▽記事引用元 産経新聞(2011.5.24 19:31)
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