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太陽に彗星が突入した瞬間を、太陽観測衛星「SOHO」が捉えた。
その突入直後に、たまたまコロナ質量放出が起きており、まるで彗星突入が原因で
コロナ質量放出が起きたように見える面白い映像となっている。
NASAとESA(ヨーロッパ宇宙機関)の太陽観測衛星「SOHO」が、太陽に彗星が突入
しているところと、その直後にコロナ質量放出(CME)が発生しているところを捉えた。
この彗星は「クロイツ群」と呼ばれる、太陽に極めて近いところを通る軌道を持つ彗星の
グループの中の1つだと考えられる。ちょうど彗星の光が消えた直後にコロナ質量放出が
発生し大きな爆発が起きているが、NASAの太陽観測衛星「SDO」の観測から、この彗星が
太陽の磁場と作用する前から爆発が起こり始めていることがわかっており、彗星の突入と
コロナ質量放出がほぼ同時に起きたことはただの偶然だと思われる。
SOHOは1995年に打ち上げられた太陽観測衛星で、クロイツ群の彗星を数多く発見しており、
また太陽への衝突の様子も何度か捉えているが、今回のようにコロナ質量放出と同時に観測されるのは珍しい。
リリース元では動画が見られるので、彗星の突入からコロナ質量放出まで一連の現象を楽しんでみよう
彗星が太陽に突入する様子。中央下に見える白い線が彗星。(提供:SOHO/NASA/ESA)
URLリンク(www.astroarts.jp)
コロナ質量放出の様子。
URLリンク(www.astroarts.jp)
▽記事引用元 : Astroarts 2011年5月18日
URLリンク(www.astroarts.co.jp)
NASA太陽観測衛星SOHO Bye Bye Comet (May 13, 2011)
URLリンク(sohowww.nascom.nasa.gov)
同ページより動画
MOV (small) (2.1M)
URLリンク(sohowww.nascom.nasa.gov)
MP4 (1.0M)
URLリンク(sohowww.nascom.nasa.gov)
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