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なんでも原発の話に絡めると病的かもしれないが、
たとえば今の原発や放射能の問題にしたって、
科学的な実証を多くの国民が自ら行えるような状況にはない。
ガイガー計数機にしたって、震災前は手に入ったものが
安価なものほどあっというまに多くのショップから姿を消した。
では手に入れれば正しく測れるのかと思いきや、
たとえば食品等の放射能を調べるには適さないとされる。
食品等の放射能を調べるとなると、国や自治体等の発表を
鵜呑みにするしかないのが実情で、それが本当に正しいのかを
調べる手段は殆どの国民にはない。
さらに、仮にもし手にしていたとして、問題のある放射線量が
検知されたとなったとしても、いわゆる公式の検査でない以上、
そこらの一般人が騒いでも、国や自治体は一切動かないだろう。
動かない以上、安全というのが「科学的に正しい判断」となる。
こうなると、科学的正当性は、公権によって左右される運びとなる。
科学法則が法によって治められる、法治科学が誕生するのだ。