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KAIST、注意欠陥多動性障害の遺伝的要因を究明
治療法開発の可能性を開く研究成果
大徳所在のKAISTは生命科学科のキム・ウンジュン、カン・チャンウォン教授研究チームが
注意欠陥・多動性障害(ADHD)が脳の神経シナプスたんぱく質(GIT1)の不足により発生する
という事実を世界で初めて証明したと4月17日に発表した。
ADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)は注意が散漫になり、過活動や衝動的性向
の症状を示すもので、世界の就学児童の約5%が発症しているとされる脳発達障害。
研究チームはこうした症状のある子供と症状がない子供の遺伝子型を比較する遺伝疫学研究を行い、
GIT1遺伝子の塩基一つが異なっていてGIT1が少ない子供にADHDの発病頻度が顕著に高いことを
突き止めた。
またネズミを使った実験でもGIT1の遺伝子を除去し、このたんぱく質を合成できなくすると
ADHDの症状を示すことを動物行動分析と神経科学実験を通じて明らかにし、
GIT1とADHDの因果関係を裏付けた。
KAISTによるとGIT1が欠乏したネズミは人間のADHDのような過活動を示し、
学習能力が落ちて非正常的な特異脳波を出していた。
またこうしたネズミにADHD治療薬を投与するとADHDの症状が消えることも発見した。
キム・ウンジュン教授は「神経細胞を興奮させるはたらきと鎮静させるはたらきのバランスが
取れていなければならないが、GIT1が不足すると鎮静機序が弱くなって過剰な活動を抑制
できなくなるものと見られる」と話している。
カン・チャンウォン教授は「今回の研究成果はADHDの発病機序に関する研究や新薬の開発に、
GIT1の欠如しているネズミをモデル生物として使用できるようにするもので、
新たなADHD治療法開発の可能性を開いた点に意義がある」と述べた。
今回の研究成果は医薬学界の世界有数の学術誌『Nature Medicine』(Impact Factor 27.136)の
4月18日付オンライン版に掲載された。
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▽記事引用元 おはよう大徳!
URLリンク(www.hellodd.com)
▽関連
Nature Medicine
GIT1 is associated with ADHD in humans and ADHD-like behaviors in mice
URLリンク(www.nature.com)