11/04/08 08:11:30.41
世界保健機関(WHO)は世界保健デーの7日、ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性菌の感染による死者が、
欧米諸国だけで少なくとも年間8万8千人に上るとの統計を発表した。統計が得られない途上国の死者はこれを
はるかに上回るとみられ、WHOは多剤耐性の病原体への対策強化を目指す。
抗生物質の開発に多額の費用が掛かることから、世界的な製薬会社でも開発に力を入れていない問題点も指摘。
WHOは官民挙げての対策の必要性を訴えている。
日本では昨年、欧米で2000年ごろから広がり始めたとされるアシネトバクターの院内感染が次々と発覚。
欧米でも、医療費の安いインドやパキスタンで美容整形手術などを受けていた患者が、NDM1という酵素を
つくる遺伝子を持つ新種の腸内細菌に感染する例が相次いだ。
マラリアや結核、HIVでも抗生物質に耐性を持つ病原体が確認されている。感染拡大の一因は抗生物質の
乱用とされ、WHOは加盟国に管理の徹底を呼び掛けている。
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