11/02/15 22:54:41
「夢の万能素材」とも呼ばれ、軽量で鉄より丈夫なカーボンナノチューブ(CNT)を金属の表面に
効率的にコーティングする技術を、大阪大の近藤勝義教授や梅田純子助教らの研究グループが開発した。
ベアリングなどの機械部品に使えば丈夫になり、摩耗を抑えることが可能。
自動車や航空機、家電など各産業で実用化が期待される。
近藤教授によると、従来の方法に比べ量産が容易で環境に優しく、コストも安いという。
イノアック技術研究所(神奈川県秦野市)との共同開発で、既に特許を出願。
16日から東京で開かれる国際ナノテクノロジー総合展で発表する。
CNTは炭素原子のシートを筒状に丸めた形をしており、直径は数十ナノメートル(ナノは10億分の1)前後。
構造が単層と多層とで異なり、単層は性能が高いが、多層はコストが安く生産が容易という。
いずれも熱や電気を通すため応用範囲が広く、多層を中心に世界で数百億円規模の市場に成長している。
研究グループは、CNTを水やエタノールに混ぜ、界面活性剤を加えて分散化。チタンやアルミ、鉄など、
コーティングしたい素材を直接浸すかスプレーで吹き付け、乾燥させて数百度で加熱することで、
CNTを網状に満遍なく定着させることに成功した。
車のエンジンや変速機、航空機や電車の部品に使えば強度が向上するほか、家電や携帯電話のベアリングなど、
用途は幅広いという。
▽画像 カーボンナノチューブでにコーティングしたチタン板の拡大写真。
網状の膜が満遍なく定着している。(近藤勝義大阪大学教授提供)
URLリンク(www.jiji.com)
▽記事引用元 時事通信(2011/02/14-19:00)
URLリンク(www.jiji.com)
依頼がありました。
スレリンク(scienceplus板:12番)