11/01/19 21:02:16 BE:1294326094-2BP(1056)
国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に設置され、
昨年4月に故障した大気観測装置「SMILES(スマイルズ)」について、
情報通信研究機構と宇宙航空研究開発機構などは19日、
原因を回路のショートと断定、復旧を断念した。宇宙開発委員会で報告した。
1年の予定だったオゾンホール周辺の観測は半年で終わったが、
臭素の分布などで新しいデータが得られた。3年ほどかけ分析する。
昨年4月21日、電波を発信する装置が止まり、復旧を試みたが回復しなかった。
宇宙飛行士の船外活動で部品を交換する案も検討したが、数億円かかり、
1年以上先となるため断念したという。SMILESの開発費は約35億円。
観測機器を冷やす冷凍機の不具合も見つかった。
今後の観測衛星にも使われるため、原因究明を続けるという。
asahi.com
URLリンク(www.asahi.com)
JAXA>SMILESの観測ミッション終了と今後の運用について
URLリンク(www.jaxa.jp)