11/01/18 23:53:24
名古屋大学、トヨタ自動車、豊田中央研究所(愛知県長久手町)の研究チームは、光合成するたんぱく質を
利用し光を照射して電流を取り出せるガラス粒子を開発した。
食用のりなどに使う藍藻が光合成を行う際に使うたんぱく質をガラス粒子内に閉じ込め、可視光を当てる
だけで酸素と電子を取り出すことに初めて成功した。光を当てて酸素を出す材料には酸化チタンがあるが、
紫外光で反応するものが多い。光エネルギーから電流エネルギーへの変換効率は40%程度。
現在、シリコン太陽電池や色素増感型太陽電池では30%程度だという。
光合成に関連する分子は細胞膜上に存在する。細胞膜外のガラス内に光合成たんぱく質を入れ、
酸素を発生させた例は初めてという。
▽記事引用元 日刊工業新聞( 2011年01月18日)
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