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愛知県岡崎市の自然科学研究機構基礎生物学研究所(基生研)と東京女子医大(東京都新宿区)の
共同研究グループは、哺乳類の心臓や大動脈など重要な器官形成に不可欠な遺伝子を突き止めた。
英国の発生生物学専門誌「デベロップメント」に発表された。
研究には基生研の高田慎治教授(発生生物学)と大久保直(ただし)助教(同)らが参加。
卵子の段階で特定の遺伝子を破壊したマウスの胎児を使い、解剖して器官形成の様子を詳しく調べた。
実験で「リプリー3」という遺伝子を欠いた場合、胎児期だけに現れる咽頭弓(いんとうきゅう)と
呼ばれる器官に奇形が出ることが判明。
咽頭弓は動脈や心臓内の隔壁、副甲状腺など多くの組織づくりに深くかかわるため、
このマウスは多臓器に異常が現れ、生まれてもすぐに死ぬことも分かった。
グループによると、人間の体もほぼ同じ仕組み。
高田教授は「リプリー3がない個体では、重大な疾患が起きることが証明できた。
数ある原因のうちの一つだと思うが、先天性多臓器疾患のメカニズム解明につなげたい」としている。
▽記事引用元 中日新聞(2010年12月25日 12時11分)
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
▽Development
「Ripply3, a Tbx1 repressor, is required for development of the pharyngeal apparatus and its derivatives in mice」
URLリンク(dev.biologists.org)
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スレリンク(scienceplus板:84番)