10/12/27 14:17:21 lx89CuPf
従来の医学は、個体の身体外から侵入する細菌やウィルスに対して、細菌であれば細胞壁を溶かす
ペニシリンで、ウィルスなら増殖遺伝子を不能にするなどの方法でその疾患を見事に完治してきた。
しかし生活環境が整備されると病気の本質が変化し始め、今迄個体身体外からの “ 異物の侵入 “ によって
発症していた疾患から、個体身体内部での機能異変が原因で、難治性疾患が発症するケースが増加し始めた。
この時に身体内原因で発症する疾患については、根本的な治療見直しをするべきだったと投稿者は思うのだが、
今迄の、身体外由来の “ 異物進入を原因とした “ 特徴のある生物的生体異変を調べてそれと関連付けるという、
その方針を身体内原因疾患にも適用しようとするあまり、統合失調症であれば、
脳細胞群の異変画像や神経ホルモンの分泌異常などを、およそ微細値までこだわる様は、狭窄な固執に見える。
統合失調症の発症原因が本当に脳神経ホルモンの分泌異常であれば、今の精神治療薬はそのホルモンバランスを
正常値に調整して、異常思考を抑えて社会適応を回復させる筈だが、
しかしこの薬物治療には “ 自然な生体回復力 “ というものがほとんど見られない。
そのために薬を中断すれば再発し易いとか、相当長期間かけて薬を飲み続けねば治療効果が得られないというのは、
それは統合失調症の発症原因を見誤っているからであり、今の精神治療は単なる薬物コントロールにすぎない。