10/12/20 20:17:30
主に母乳で母子感染し、白血病などを引き起こすウイルス「HTLV―1」(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)の
来年度予算における研究費について、政府は20日、今年度の4倍以上の約10億円に増やすことを決めた。
政府の特命チームが同日、ウイルスの総合対策をまとめ、発表した。
ウイルス感染者は全国に100万人以上いるとされる。感染者のうち年間約1100人が成人T細胞白血病(ATL)、
約30人が歩行困難などになる進行性の難病「HTLV―1関連脊髄(せきずい)症(HAM)」を
発症するとされるが、いずれも有効な予防法や治療法がない。
総合対策には、治療薬、精度の高い感染検査法、早期診断法の開発などが盛り込まれた。
また、厚生労働省は近く、患者や専門医らからなる協議会を設置し、感染者の相談窓口の整備などについて検討する。
▽記事引用元 読売新聞(2010年12月20日19時31分)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
▽HTLV-1や成人T細胞白血病について(鹿児島県)
URLリンク(www.pref.kagoshima.jp)