10/12/15 23:50:09
指で物をつまむ際には、脳だけでなく脊髄にある「介在神経」も、指の多くの筋肉を協調させて
動かす機能を担っていることが分かった。
国立精神・神経医療研究センター神経研究所の関和彦部長らがサルの実験で発見し、
15日付の米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに発表した。
この脊髄介在神経の活動を詳細に解明すれば、手の動きが不自由になった患者のリハビリ方法を改善できる可能性がある。
将来は患者の脊髄に電気刺激を与え、手の指を思い通りに動かす技術を開発できるかもしれないという。
手の指の巧みな動きはこれまで、大脳皮質の運動野と呼ばれる部分が制御していると考えられてきた。
しかし関部長らは、大脳皮質があまり発達していない赤ちゃんが、小さな指で母親の指をつかむことに注目。
脊髄にも制御機能があると予想した。
サルが物をつまむ動作をしている時の脊髄介在神経の活動と指の筋肉の動きを測定したところ、
介在神経が複数の筋肉の動きを協調させていることが分かった。
事故などで手を切断した患者の場合は、残った腕の筋肉の電流を捉えてロボットの手を動かす
「筋電義手」が実用化され、普及が始まっている。
▽記事引用元 時事通信(2010/12/15-07:10)
URLリンク(www.jiji.com)
▽プレスリリース
URLリンク(www.jst.go.jp)
▽The Journal of Neuroscience
「Spinal interneurons facilitate coactivation of hand muscles during a precision grip task in monkeys」
URLリンク(www.jneurosci.org)
(15日分はまだです。)