11/01/23 18:03:15 9iPx/0k7
中坊先生の講演での発言追加。
・2月に本当に産卵するのか、その標本を採る必要がある。
(※この2月に追加調査を予定しているという意味に受け取りました)
・4月初めに西湖で1個体を採集したときは、これを逃すと来年までチャンスがないと
思ったので教え子のMBSの尾嵜ディレクターに(クニマス発見を)「放送させてやるから」
と言って西湖漁協の特別許可を取ってもらった。これは禁じ手。
(※尾嵜ディレクターも会場でずっと中坊先生の近くにいました。講演の途中で中坊先生は
水が欲しいと言って尾嵜さんにペットボトルの水を買ってこさせましたw)
・WANTEDのとき送られたものの写真を見ると、その中にクニマスがいたと思う。
このときは幽門垂を数えなかった。しかし自分が鑑定委員会のメンバーだったとしても
クニマスと断定しなかったろう。1個体では断定できない。9個体手に入ったからやれたが、
これも最低限の数だ。
・(西湖では卵を移入して数年後にクニマスがいると思わなかったのか、という質問に)
10万粒ぐらいの卵からクニマスが増えるとは思っていなかったのだろう。
・(田沢湖から西湖に卵を送ったのは死滅を予想していたからか、という質問に)
緊急避難だったのかというのはよく訊かれるが、西湖では卵の代金を支払っている。
輸送費も含めれば相当だろう。おそらく商業的なことで、当時からサケマスの卵はあちこちに
送られていた。