10/12/03 05:10:44 ZJ4scERZ
微生物だろうが、生物学上は非生物とされているウイルスだろうが
自己複製のメカニズムを持っている、地球外由来のソレが発見されるとしたら
これは非常にマズいことになる。
病原体とかバイオハザードとかいうちゃちな話ではない。
それよりももっと深刻で最も恐ろしい事態に、人類が追い込まれる可能性がある。
それは「ドーキンスの悪夢」
今日まで地球外生物を確認できずにいるからこそ、
ヒトという生き物は宇宙の彼方にいるはずの誰かを夢見て生きて来られた。
まるで白馬の王子様との淡い恋を夢見る乙女のように、
あたかも地球外知的生物からの福音を待ち望んでいたセイント・セーガンのように、
眩しい光に包まれた「コンタクト」を夢見ながら。
まず地球限定かもと思われていた生物進化法則、自然淘汰が
地球外生物からも確認できる自然法則であることが証明される。
これは、
知能や知性などの生物特性が必然性の全く無い純然たる偶然の産物に過ぎない
という「盲目の時計職人」のような自然淘汰の進化の作用によって、
地球外生物から地球外知的生物への進化確率が限りなくゼロになることを意味する。
生きる意味、人類の存在意義、人類の目指すべき地球外文明なんていう夢や希望は砕け散り、
深淵の暗闇から現れるのは、弱肉強食の生物たちが犇めき合っている、血塗れの宇宙生態系。
オチは「人類総ヒキコモリ」