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三重大病院(津市)は、カラオケで歌うことが認知症に効果があるかを調べるための臨床試験を12月から始める。
試験に参加する軽度の認知症患者を募っている。
認知症患者は全国で約200万人いるとされ、25年後には倍の400万人超になると見込まれる。投薬治療が一般的だが、
運動による発症予防効果があるため、臨床試験では、歌うことで心肺機能を使うなど、運動にも似た音楽療法の有効性を検証する。
今年4月に認知症の専門講座を設置した同病院では、通信カラオケ会社などの協力を得て、カラオケ室を備えた。
臨床試験は来年11月まで実施する予定。患者には同室でボイストレーナーによる歌唱練習(週1回)と、
自宅での練習(週3回)を半年間行ってもらい、記憶能力の変化や脳機能に与える影響などについて調べる。
佐藤正之准教授は「認知症の予防に有効なシステムを開発できれば」と話している。
▽記事引用元 読売新聞(2010年11月28日09時55分)
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