【宇宙】はやぶさカプセル内の微粒子約1500個 小惑星イトカワ由来であることが判明at SCIENCEPLUS
【宇宙】はやぶさカプセル内の微粒子約1500個 小惑星イトカワ由来であることが判明 - 暇つぶし2ch1: ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★
10/11/16 12:17:07 BE:103491465-2BP(135)

「はやぶさ」見事、小惑星の粒子1500個

 6月に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の試料容器から、小惑星イトカワの微粒子約1500個が見つかったと、
宇宙航空研究開発機構が16日、発表した。

 粒子は大きさ0・001~0・01ミリ・メートルほどで、電子顕微鏡で調べたところ、その大半がイトカワの岩石と同じような
成分で出来ていることが分かった。月よりも遠い天体の表面から試料を持ち帰ることに成功したのは、人類史上初の快挙となる。
太陽系の成り立ちをひもとく重要な成果として、世界中から注目されている。

 はやぶさは2003年に打ち上げられ、05年11月、イトカワに着陸。離陸直後、燃料漏れで姿勢が崩れ、7週間にわたって
通信が途絶した。しかし、多くのエンジンが故障した機体を研究者らが巧みに遠隔操作し、今年6月、地球への奇跡的な
帰還にこぎ着けた。月より遠い天体に着陸した探査機の帰還は世界初で、イトカワの試料を収めた容器も回収された。

 容器には、イトカワの砂を採取する計画だった。しかし、砂ぼこりを舞い上げるための弾丸発射装置が作動せず、
砂の採取に失敗した。それでも、宇宙機構は「着陸の衝撃で舞い上がった微粒子が容器に入り込んだはずだ」と推測。
回収した試料容器の中を、特殊なヘラでかき取り、ヘラに付着した微粒子を顕微鏡などで分析していた。

 その結果、約1500個の微粒子は、大半がカンラン石や輝石などの岩石で、地球のものに比べて鉄の含有量が非常に
多いことがわかった。はやぶさが着陸前にイトカワを外側から詳しく観測した時のデータと比較したところ、鉱物の成分が
ほぼ同じだった。宇宙機構以外の専門家も加えて会議を開き、「微粒子はイトカワのもの」と結論した。

 宇宙機構は今後、粒子をさらに詳しく分析。小惑星がどうやって出来たのか、また初期の太陽系はどのような物質で
出来ていたのかなどの謎に挑む。
(2010年11月16日09時21分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


宇宙航空研究開発機構プレスリリース
はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明について
URLリンク(www.jaxa.jp)

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