10/11/16 11:24:12
【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は15日、
エックス線宇宙望遠鏡チャンドラを使い、できてから約30年しかたっていないブ
ラックホールの存在を確認したと発表した。
1979年に確認された、寿命を迎えた巨大な星の大爆発(超新星爆発)の後にできたとみられる。
これまで確認されたブラックホールの中では最も若く、星の爆発やブラックホールが
できる仕組みの解明に役立つとしている。
ブラックホールは地球から5千万光年離れたM100星雲で見つかった。
太陽の約20倍の質量を持った星が超新星爆発を起こした後の燃えかすが収縮。
超高密度のブラックホールになったと考えられる。
エックス線による分析で、ブラックホールは周辺にあるガスなどを吸い込んでいることが判明。
NASAは爆発に伴い飛び散った物質か、二つの星がお互いを回る連星からの
物質を吸い込んでいるとみている。
(河北新報)
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