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東京大と国立極地研究所は12日、南極の大気の状態を観測する大気レーダーを、昭和基地に設置すると発表した。
直径160メートルの円形状に、高さ約3メートルのアンテナが約千本並び、大気レーダーとしては南極最大。
12月中に設置作業を始め、来年3月からの観測を目指しており、データは地球温暖化やオゾンホールの面積の予測精度向上などに役立てる。
建設費は約46億円。これまでは、オーストラリアのデービス基地にある50メートル四方の大気レーダーが最大だった。
南極上空の複雑な大気の流れは、地球全体の気候に大きな影響を持つ可能性が指摘されているが、冷たい強風が吹く厳しい環境の中、観測体制の整備は遅れていた。
今回のレーダーを使えば、地表付近から上空約500キロまでの大気の流れを詳細に把握できるようになるという。
アンテナなどの機材の大半は、11日に東京から現地に向けて出港した南極観測船「しらせ」に積み込まれた。(共同通信)
【 2010年11月12日 19時30分 】
京都新聞
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