10/10/27 20:53:37
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、来年1月にも種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げる大型ロケット「H2B」で、
打ち上げ後のロケットエンジンの残骸を安全に落下させる実験に取り組むと発表した。
ロケットの落下物による地上への被害の報告はないが、残骸が万が一、地上に落下して被害をもたらしたり、宇宙空間を漂うごみになったりするのを防ぐ。
実験を試みるH2Bロケット2号機は、国際宇宙ステーション(ISS)に実験装置などを送り込む無人輸送機「HTV」2号機を搭載する。
HTVの分離から約1時間半後、第2段エンジンをそのまま落下させず再び噴射して移動。大気圏で燃え尽きなくても、ニュージーランドとチリの間の太平洋に落下するという。
従来、第2段エンジンは数日間上空に滞在して大気圏に突入して燃え尽きるか、宇宙空間を漂う宇宙ごみになっていた。
▽記事引用元 日本経済新聞(10/10/27 19:31)
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