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世界9カ国の大学や天文台など15機関が宇宙からの電波などを観測し、
地球外の「知的生命体」の存在を探る合同観測実験を11月から始める。
世界規模では初の試みで、不思議の国を探検する
物語「オズの魔法使い」の主人公にちなんで「ドロシー計画」と名付けられた。
兵庫県立西はりま天文台(同県佐用町)が実験本部を務める。
同天文台によると、昨年11月、日本の約30機関が参加した合同実験が、
宇宙や生物について研究している米国の学術団体
「SETI(地球外知的生命探査)研究所」に認められ、
世界合同実施が決まった。
現時点で参加が決まっているのは、日本のほか米国、英国、豪州、
韓国、イタリア、アルゼンチン、インド、南アフリカの計9カ国の
大学や天文台など15機関。
山口大や東海大、ハーバード大なども参加する。
海のある惑星が存在する可能性がある
オリオン座とみずがめ座の間が今回のターゲットで、
各機関のパラボラアンテナや光学望遠鏡で一斉に観測。
1回目を11月5~7日、2回目を12月以降に予定し、
観測後、約1カ月かけてデータを分析する。
同様の実験は、米国で1960年に始まった。
人類並みの知性を持つ生命がいれば、
惑星から地球まで届く電波を発生させられるとして、
各国の天文学者らがそれぞれ観測を行ってきたが、
知的生命体からの電波は検出されていない。
プロジェクトリーダーで西はりま天文台の鳴沢真也・主任研究員(45)は
「地球人が一斉に地球外知的生命体を探る初の試み。
これだけ多くの国で一斉に行えば精度も上がるはず」と期待を寄せる。
産経関西
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