【生物生態系】アメリカザリガニ増えすぎ 在来種で天敵作りat SCIENCEPLUS
【生物生態系】アメリカザリガニ増えすぎ 在来種で天敵作り - 暇つぶし2ch1:1/2@白夜φ ★
10/10/10 00:33:46
アメリカザリガニ増えすぎ 在来種で天敵作り
2010年10月4日

八十年前に日本に入ってきたアメリカザリガニ。
その名前がなければ外来種とは思えないほどなじみ深い存在だ。
天敵のオオクチバスなどが駆除されるようになったため、
アメリカザリガニが増え過ぎて湖沼の生態系にこれまで以上の影響を与えることが心配される。
東京大の山室真澄教授らは、日本在来の動物を利用して、その被害を食い止める方法を探っている。
オオクチバスに代わる第一の候補はカメだという。 (永井理)

アメリカザリガニは一九二七年に食用ガエル(ウシガエル)の餌として米国から持ち込まれた。
最もよく知られるブラックバスの一種、オオクチバスの国内流入も同時期だった。
ともに分布を広げてきたが、外来種被害防止法ができて二〇〇五年、
オオクチバスが特定外来生物に指定されて駆除の対象になった。

アメリカザリガニには「生態系の中に取り込まれているものはなかなか防除し難い」などの
議論が出て結局、一ランク下の要注意外来生物に指定した。

天敵が駆除されることでアメリカザリガニが増えて生態系への影響が大きくなる可能性が
指摘されている。

■水草食べ水質悪化
 
「アメリカザリガニは水底の水草(沈水植物)を食べたり切ったりする。
増え過ぎると水質が悪化する」と山室教授は話す。
水中の植物が減るとリンやカリウムなどの養分が余り、アオコなどのプランクトンが増えるからだ。

アオコが増えると水中に光が届かなくなり生態系が大きな打撃を受ける。
スペイン北西部のチョサス湖では、湖の面積の97%あった沈水植物が、
アメリカザリガニが増えたため、三年で10%にまで減ったという。両生類や水鳥も減った。
千葉県や茨城県の湖沼でも水草が切られる被害が出ているという。

山室教授はアメリカザリガニが何を食べ、何に食べられているかを明らかに示すため、
炭素と窒素の安定同位体を調べた。体内の安定同位体の濃度は、エサとなる動植物に
左右されるため、食物連鎖が推定できる。

茨城県土浦市の宍塚(ししづか)大池で動植物を捕らえて調べたところ、
アメリカザリガニはイヌタヌキモやヒシなどの水草を食べ、ブルーギルやオオクチバスに
食べられていることが示された。

>>2以降へ続く)
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▽記事引用元
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
中日新聞(URLリンク(www.chunichi.co.jp))配信記事


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