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キリンホールディングスフロンティア技術研究所と埼玉県警科学捜査研究所は、
飲酒した人の血液を分析し、酒の種類や産地を推定する方法を開発した。
酒の成分を直接分析する方法はあったが、飲酒した人の血液から推定するのは世界初という。
県警科捜研は「個人の体質の違いや、ほかの酒と合わせて飲んだりする場合があるためモデル通りにはいかない。
すぐに実用化できるものではない」と慎重だが、さらに研究が進めば、
飲酒が絡む事件で関係者の供述を裏付ける方法として活用できる可能性もあるとしている。
コメや大麦など酒の原料となる植物には、質量数の異なる2種類の炭素が含まれている。
二つの炭素の比率は植物によって異なるため、血液中のアルコールから比率を分析すれば、
原料となった植物の種類や産地などが判別できる。
キリンと県警は実験で、トウモロコシが原料のウイスキーを飲んだ8人から80分ごとに採血。
アルコール中の二つの炭素の比率を測定し、片方の炭素が時間の経過とともに一定の割合で増えることを突き止めた。
そのデータからアルコールが体内に入った時点の比率を逆算した結果、
もとのウイスキーの比率とほぼ一致した。
事前に酒の種類ごとに比率を把握しておけば、その人が飲んだ酒が推定できるという。
時事通信(2010/10/09-18:07)
▽記事引用元 時事ドットコム
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