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北朝鮮の軍事施設などを監視する情報収集衛星のうち、連続して2基が故障したレーダー衛星について、
政府が今後予定されている2基に加え、予備衛星1基を新たに製造することがわかった。
8日、閣議決定された緊急経済対策に「情報収集衛星体制の整備強化」を盛り込み、今年度から製造に着手。
2014年度にも打ち上げる。予定の2基に故障が起きた時にも、監視体制が途切れないようにするのが目的。
予備機を加え実質的に3基の運用体制になることで、監視能力が向上する利点もある。
情報収集衛星を運用する内閣衛星情報センターによると、予備衛星は、
打ち上げが予定されている2基の設計や部品をもとに作る。このため、通常7年かかる製造期間を半分程度に短縮できるうえ、
費用もこれまでのレーダー衛星(約300億円)より安く作ることができるという。
(2010年10月9日14時46分 読売新聞)
▽記事引用元 YOMIURI ONLINE
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