10/10/07 07:09:54
九州工業大学(北九州市)の学生たちが開発を進める小型人工衛星が、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2011年度に打ち上げる
H2Aロケットに相乗りし、世界で初めて宇宙空間で300ボルトの
高電圧発電の実験に挑む。JAXAが6日発表した。
打ち上げられるのは「鳳龍(ほうりゅう)2号」。
約30センチ四方の立方体で重さ約6.3キロ。
H2Aの余剰スペースに乗って高度約700キロの宇宙に向かう。
同大によると、宇宙空間では最大160ボルトの発電しか実現しておらず、
300ボルトの発電が成功すれば、宇宙基地の大型化や多機能化につながるという。
衛星開発に携わる同大大学院生の利光智圭さん(22)は
「プレッシャーも大きいが、大学の力を合わせて何としても成功させたい」と話している。
同大は06年度から人工衛星の開発に取り組む。
1号機は今春にもインドのロケットで打ち上げられる予定だったが
延期が続いており、当面は2号機の開発・運用に専念するという。
画像 小型の人工衛星「鳳龍2号」の外観図
URLリンク(www.asahicom.jp)
▽記事引用元 : asahi.com 2010年10月7日5時50分
URLリンク(www.asahi.com)
*依頼ありました。 スレリンク(scienceplus板:509番)
▽関連
JAXAプレスリリース 10月6日 15:30 [報告]
平成23年度打上げのH-IIAロケットに相乗りする小型副衛星の選定結果について(PDF)
URLリンク(www.jaxa.jp)
九州工業大学 衛星開発プロジェクト「鳳龍」
URLリンク(kitsat.ele.kyutech.ac.jp)
同サイト 鳳龍弐号のJAXAのH2Aロケット相乗りに関する学生声明文(PDF)
URLリンク(kitsat.ele.kyutech.ac.jp)