10/09/14 19:09:24
喫煙量が同じでも、生まれつきの遺伝子の型の違いによって、肺がんのかかりやすさに2倍以上の差が出ることが、
愛知県がんセンター(名古屋市千種区)疫学・予防部の伊藤秀美室長らによる疫学調査で分かった。22日に大阪市で開幕する日本癌(がん)学会で発表する。
これまで欧米人を対象にした遺伝子疫学調査で、ヒトの15番染色体に肺がんに影響する部分があることが分かっている。
この部分に、ニコチンと結びついてドーパミンの分泌量を調整する受容体をつくる遺伝子がある。
伊藤室長らはその遺伝子から、人によって異なることが多い遺伝子型を選択。
日本人の健常者と肺がん患者それぞれ716人の遺伝子型の違いを調べた。
すると、「rs931794多型」と呼ばれる遺伝子型の構成が、AA(アデニン・アデニン)型の人の場合は生涯喫煙量が41箱以上だと、
喫煙したことがない人より5・77倍、肺がんにかかりやすかった。これに対し、AG(アデニン・グアニン)型かGG(グアニン・グアニン)型の人は、
非喫煙者より13・5倍も肺がんにかかりやすく、AA型と比べて2倍以上も差があることが判明した。
伊藤室長は「ほかにも肺がんに影響を与える遺伝子があり、一連の遺伝情報を詳細に解析すれば、個人に適合したオーダーメードのがん予防ができる」と話した。
中日新聞(2010年9月14日 夕刊)
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▽記事引用元
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
▽グラフ
「rs931794多型」と呼ばれる遺伝子型と生涯喫煙量による肺がんのかかりやすさの違い
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
▽関連「」なぜ愛煙家はは肺がんにかかりやすく、そうで無い人はかかりにくいのか(15番染色体と肺がんの関係)
URLリンク(www.scientificamerican.com)
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