10/09/05 10:53:52
ゴキブリがMRSAや大腸菌との戦いを助ける
ゴキブリやバッタが、MRSAや大腸菌に対する新たな治療法の開発に使える強力な抗生物質を脳内に
含有していることを、科学者が突き止めた。
ノッティンガム大学の研究チームが、汚いというイメージを持たれている虫たちが、健康被害よりも利益を
もたらしうることを発見した。
研究チームは、ゴキブリやバッタの組織から細菌にとって毒となる9種類までの分子を同定し、多剤耐性細菌の
感染症に対する新たな治療法の道を開くことを期待している。
ゴキブリやバッタの脳神経系の組織は、ヒトの細胞を攻撃することなく、90%以上のメチシリン耐性黄色ブドウ
球菌(MRSA)や大腸菌を殺傷することが出来た。
大学院生の研究者、サイモン・リーは、
「この物質が、現在使用されている薬への抵抗性を増している大腸菌やMRSAの治療法の開発に繋がるを
願っている」「この新しい抗生物質が、現在使用されている、効果的だが副作用の多い薬の代替手段に
なりうるだろう」
とコメントしている。
ソース(翻訳:チリ人 φ★)
URLリンク(www.telegraph.co.uk)
ゴキブリ画像
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