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【考古人類学】初期人類は日常的に人肉を食べていた? 遺体の調理が慣習化 スペイン - 暇つぶし2ch1:星降るφ ★
10/09/02 15:20:26
初期人類は日常的に人肉を食べていた?
James Owen
for National Geographic News
September 1, 2010

 洞穴で暮らすヨーロッパの初期人類にとって、人肉は儀式のごちそうでも餓死を
避ける最後の手段でもなかったようだ。スペインで発掘された骨の化石から、日常的な
食人の可能性が明らかになった。しかも、化石が発掘された一帯では、すべての初期
人類が人肉を食べていた可能性がある。食人風習の最も古い例だという。

 80万年前に解体された人間の骨が見つかったのはスペイン北部、アタプエルカの
グラン・ドリーナ洞穴。骨に残る跡から、西ヨーロッパ最古の人類とされるホモ・
アンテセッサー種(Homo antecessor)は食人が一般的だったとわかった。

 発表によると、1994年に発見されたホモ・アンテセッサー種は、遺体の調理が
一般的で慣習化していたらしい。必要な栄養を摂取し、しかも敵を根絶やしにできる
一石二鳥を狙ったようだ。

 発掘された骨には、切削痕や打撃の跡がはっきり残っていた。“調理”用の石器に
よるものと思われる。

 研究に参加したホセ・マリア・ベルムデス・デ・カストロ氏によると、バイソンや
シカ、野生のヒツジなどと一緒に少なくとも11人の骨が見つかり、すべて食用に解体
された痕跡があったという。肉を切り取ったり、骨を砕いて髄を取り出したり、脳を
食べた痕跡もある。

 スペイン、ブルゴスの国立人類進化研究センター(National Research Centre
on Human Evolution)に所属するベルムデス・デ・カストロ氏は、頭蓋の側下部に
ある側頭骨に切断や打撃の跡があり、首が切り落とされたことがわかると説明する。
「おそらく頭部を切り落として、脳を取り出したのだろう。脳組織は食用に適して
いる」と同氏は言い添えている。

 人骨が動物の骨と一緒に捨てられていたことから、食人には信仰と関わる儀式的
な役割はなかったとベルムデス・デ・カストロ氏らは推測している。

 また、食糧が手に入らない非常時だけ人肉を食べていたわけでもなさそうだ。
研究論文によると、食用となった人間の骨は約10万年にわたる地層から発掘されて
おり、長年の食人風習だったことがうかがえるという。

 さらに、一帯では食べ物に困る状況はほとんどなかったはずだ。洞穴がある
シエラ・デ・アタプエルカという地域は、初期人類には最高の居住地だと
ベルムデス・デ・カストロ氏は話す。食べ物や水に恵まれ、気候も穏やかだった
という。

▽記事の引用元 ナショナルジオグラフィック・ニュース
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

▽画像  スペイン北部で見つかった80万年前に解体された人間の骨
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
Photograph courtesy Current Anthropology

>>2以降に続く)


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