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葉緑体の分裂担う遺伝子=「草薙」と命名-立教大など
植物の細胞で光合成を行う葉緑体が増殖・分裂する際には、外側を取り巻く輪が出現し、そこからくびれて
二つに分かれるが、この輪を構成する繊維を作る遺伝子が見つかった。立教大や山口大、東京大などの
研究チームが愛称を「KUSANAGI(草薙=くさなぎ)」と名付け、20日付の米科学誌サイエンスに発表した。
立教大の黒岩常祥特任教授によると、この遺伝子の働きなどを制御し、葉緑体の分裂を早めることができれば、
藻類によるバイオ燃料生産などに役立つという。
黒岩特任教授らは、植物の中でも原始的で、一つの細胞に葉緑体が一つしかない紅藻「シゾン」に注目し、
葉緑体の分裂メカニズムを解明したり、全遺伝情報(ゲノム)を解読したりしてきた。「草薙」のPDR1遺伝子は、
葉緑体が生み出す糖類「グルコース」をごく細い繊維「ナノフィラメント」につなぎ合わせる働きをする。
(2010/08/20-06:57)
時事通信
URLリンク(www.jiji.com)
Chloroplasts Divide by Contraction of a Bundle of Nanofilaments Consisting of Polyglucan
Science 20 August 2010:
Vol. 329. no. 5994, pp. 949 - 953
DOI: 10.1126/science.1190791
URLリンク(www.sciencemag.org)