10/10/06 07:12:30 Dfdq81o3
数学の勉強する楽しみを伝える事は大事。
雑誌「数学の楽しみ」も休刊。残念だ。
最近の「数学セミナー」は余り面白くはない。
各大学の研究の為のカネ取り合戦の特集や
保険数学や金融数学の特集が増えすぎて、思想としての数学の話は非常にお粗末。
これでは数学の啓蒙活動に何の役に立つというのか?
就職に役立つ話ばかりだといずれ、精神が動脈硬化になり数学のより深刻な衰退を招くのでは?
確かに欧米でも金融数学は盛んだが、あくまでも純粋数学の研究基盤がしっかり
してるからこそだと思う。
就職は確かに大事なのだが違和感がどうしても残る。
最近の風潮は、「数学なんかやっても意味が無い」をあたかも天からの有り難い
お告げのように盲目的に信じさせ、ひたすら「役に立つもの」だけにガツガツと励めという。
これも日本から「健全な精神」(所謂「精神論」とは全く違うもの)
や「文化・思想としての数学」が消えそうな遠因かもしれん。
その点では「現代思想」の方が数学に関してはまだ真剣だと思う。
猫はこれについてはどうお考えか?