10/08/10 21:54:27
ヒトと海綿の遺伝子は、ほぼ70%が共通しているとの論文を、
オーストラリアの研究者が率いる国際研究チームが4日の
英科学誌ネイチャー(Nature)電子版に発表した。
豪クイーンズランド大(University of Queensland)の
バーナード・デグナン(Bernard Degnan)氏らは5年かけて
世界遺産に登録されている豪グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)の
海綿の遺伝子の塩基配列を解読した。
その結果、がんなどの病気と関係のある遺伝子など
多数の遺伝子が人間と共通していることが分かった。
デグナン氏は今回の発見について「さまざまな謎を解明する鍵になるだろう」と語り、
海綿の幹細胞遺伝子の研究がヒトの幹細胞の理解を深めるだけでなく、
病気治療にも応用できるかもしれないと期待している。
オーストラリア・タスマニア(Tasmania)島南東沖にある
タスマン断裂帯(Tasman Fracture Zone)で発見された、新種の海綿状生物
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▽記事引用元 : 2010年08月10日 17:40 発信地:シドニー/オーストラリア(c)AFP
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