10/06/10 02:38:25
>>756
焼酎には大きく分けて、連続蒸留しようちゆう(旧称・甲類)と、
単式蒸留しようちゆう(旧称・乙類)がある。
(酒税法では、「しょうちゅう」「焼酎」ではなく「しようちゆう」が正しい)
連続蒸留の場合は、原材料の風味があまり残らない。
従って、原材料が何であるかを表記することもほぼ無いし、
買い手がそれを気にすることもあまりない。
梅酒・果実酒用のホワイトリカーもこれに相当する。
こちらを飲む場合、他の材料と混ぜてチューハイなどで飲むことも多く、
その場合こちらにに求められるのは、アルコールの致酔性くらい。
しかし、癖が無いとも言えるので、ストレートでアルコールの風味を楽しむ人もいる。
また、「安く酔う」という、極めて純粋な目的のために飲む人もいる。
単式蒸留の場合は、原材料の風味を豊かに残す物が多くある。
ブームになった芋焼酎もこちらに属する。
こちらはストレートやお湯割り・水割り・ロックなどでも、
その風味を存分に楽しむことが出来る物も多い。
中でも芋焼酎はその風味が強く残り、個性豊かな物も多いので、
ブームに乗せられて入手困難になって、バカみたいなプレミアが付いてる物も数多くある。
しかしながら「癖が強い」とも言えるので、以前は敬遠する人も多かった。
また、麦焼酎や米焼酎は、芋焼酎ほど強い癖はない物が多く、
こちらのすっきりした味わいを好む人も多くいる。
こちらは他に、蕎麦や胡麻や紫蘇などを原料に使い、
独特の風味に仕上げた焼酎などもある。
んで、あなたの手元にあるのはどちら?